DESCENDANT

2024 Autumn & Winterコレクションは、自分たちの90年代の記憶をたぐりよせて作りました。

アルパインスタイルとワークウェアがコンバインしたような、当時のニューヨークの街を歩いていた人たちを思い出しながら形にしていきました。それは、何度もニューヨークを訪れていたときの僕の記憶の中のもので、部屋でつけっぱなしにしていたラジオからはヒップホップが流れていたのを覚えています。

それから、今回はraregemと一緒に、いわゆる伝統的なワークのファブリックを使ってDWU（DESCENDANT WORK UNIFORM）を作りました。raregemの帆布生地を使ったエプロンやシャツジャケット、パンツなどです。冬には、引き続きカウチンも控えています。海にまつわるアートワークが背中と胸に入ります。

Descendant Tokyoでは、はじめてのシーズンの立ち上げを迎えます。
小さなことですが、このタイミングからパンツの丈詰めもはじめようと思っています。

西山徹

Information

9月9日発売の雑誌『POPEYE』にDESCENDANT 2024 Autumn & Winterの特集ページが掲載されています。

No.930
特集「チープ・シック 2024」