DESCENDANT

働く人が着ているものってなんだかいいですよね。 ユニフォームやワークウェアといったものはもちろんですが、「ふつう」を着ている感じもよかったりするんです。「ふつう」の定義って難しいけれど、強いてあげると普段使いのものなのかもしれません。

例えばスウェット。普段から着ているものだし、着たら洗って、乾かしては着て、と繰り返し、気がつけば、自分のものになっている。言ったら、それがその人のユニフォームになるんだろうなと思うわけです。 もしそこに何かしらのプリントがあしらわれていたなら、また違った意味を持ち始めますしね。着ているものを自分のものにしている人って、どんなときに何を着るべきかを知っている人なんじゃないかなぁ。そういう感じで身近な「ふつう」をワークウェアとしているのって格好いいなって思います。

今日は駒沢のバワリーキッチンにお邪魔してきました。スタッフの人たちもみんな忙しそうにランチどきを働いていました。駒沢公園近くという場所柄、行けば誰かしら昔からの知り合いと会えるようなローカルな場所です。ここに来ると、性別、年齢、人種、職業のまったく異なる様々な人たちが食べたり飲んだりおしゃべりしたりしているのが何よりもいいと思うし、店員さん同士も程よく楽しそうに会話していていいじゃないですか。

今回は、いつものグラフィックをのせたクルーネックスウェットやフーディーを作りました。プリントはシルクスクリーンで。キッズサイズも作りましたので、ぜひ。

西山 徹