FEATURE 120
NEW ERA®と個性。僕のファーストキャップはだいぶ昔。
ライオンズだったかな。
キャップは時代も季節も問わず、常にそばにあります。
振り返れば、時代によって好みもかぶり方も変わっています。最初は、映画『ディア・ハンター』のトラッカーキャップや、同じくロバート・デ・ニーロが映画『ジャックナイフ』で魅せるレッドソックスのベースボールキャップのかぶり方に憧れて。90年代はNHLやNBA、MLBのスナップバックのリバースかぶりやカーブバイザーのパイロットキャップがよかったり。2000年代に入ると、ブリムはフラット、新品維持のスタイルが主流になって、ゴルフキャップやトラッカーも少しリバイバル。ここのところはMLBやダッドキャップがスタンダードになっていますよね。
帽子でそんなに個性が出せるのって面白いですよね。DESCENDANTはこれまで様々なモデルをリリースしてきました。その中にはNEW ERA®とのコラボレーションもいくつかリリースしてきていて、思い返すとゴルフキャップが最初だったなと。オールドスクールなスタイルでバイカラーのスナップバック仕様。今季はといえば、NEW ERA®のGenuineモデル59FIFTY®(細かくいうとLow Profile 59FIFTY®)とダッドスタイル9THIRTY™の2型を作らせてもらいました。
西山徹