FEATURE 149

Tシャツとハワイアンローカル。 DESCENDANT 2025 Mid-Summer Additionals Collection

FEATURE 149

Tシャツとハワイアンローカル。 DESCENDANT 2025 Mid-Summer
Additionals Collection

ワイキキからアラ・モアナに向かい、それからもう少し西に行ったところに、カカアコという今ハワイで盛り上がっているエリアがあります。もともと倉庫街だったところが再開発されて、ひとつのスポットになっているのですが、ここにVein at Kaka'akoというフュージョン料理の美味しいレストランがあるんです。

シェフのデルとは、僕のいとこでハワイローカルのショーンを通じて仲よくなって、ハワイを訪れるたびに釣りに行ったり、バーベキューをしたりと家族ぐるみで付き合うようになりました。

デルはハワイアンエアラインのファーストクラスの料理を監修したりしていました。ハワイの企業はローカルを大事にするし、頼りにしているんです。

デルは声が大きくて、パワフルで、いつでも元気です。一緒にいるだけで、こちらもポジティブな気分になるのですが、そんな彼がつくる料理を食べると心から元気になります。Veinのシグネチャーは、スパニッシュタコのグリルと牛骨髄の雲丹バター焼き。それからマッシュルームのリゾットも絶品です。

デルは日本が大好きで、この日も日本から帰ってきてすぐにお店に来て、仕込みを始めていました。「仕込みの時間は戦場だよ!」と笑っていましたが、スタッフのみんなも楽しそうに働いているのが印象的でした。

デルはもうひとつ、Dell's Kitchen & Bakeryというプレートランチとパンのお店も手がけているのですが、まさに日本の定食やパンを研究して、ハワイアンローカルの胃袋を満たしています。日本ではお馴染みの唐揚げやとんかつ、牛丼などがメニューに並び、ベーカリーではあんぱんやカレーパンなどを焼き、抹茶もたてているんですよ。

Veinを出たあとは、ハワイローカルの友人の子どもたちやパートナーにも会ってきました。いとこのショーンのおかげで、僕たちにもハワイのオハナ(家族)がたくさんできました。

カイムキでWorking Class Tattooというタトゥスタジオを営むスティーブの娘のエリーゼ。

FITTEDでケオラと一緒に働いているジャレッドのパートナーのジェシカ。毎年10月くらいになると二人で日本に遊びに来ているそうです。

いとこのショーンの長年の友人の息子のラスティンはガールフレンドと一緒に。

ポポはFITTEDのケオラの娘です。

西山徹

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